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「反応しない練習」草薙龍瞬の書評・要約・感想

書評

ネガティブな感情が心に湧いてきたら「反応しない練習」をする。悩みの根源は、心の反応にあり。感覚の世界へ、心の内側へ意識を向けよう。仏教の教えに基づいた合理的な考え方・正しい理解の仕方を学べる本。

こんな人におすすめ

・人間関係に悩んでいる人
・感情にとらわれている人
・ストレスを抱えている人
・人と比較してしまう人

読むとこう変わる

・周りに流されなくなる
・「今ここ」に存ることが出来る
・心が平穏になる
・物事に動じなくなる

草薙龍瞬さんの紹介

草薙龍瞬さんは、宗教としてではない、実用的な仏教を教える活動をしていらっしゃるお坊さんです。仕事や人間関係、生き方に役立つような仏教の教えを説く活動をされています。

↓草薙龍瞬さんの本

「反応しない練習」を読もうと思ったきっかけ

アマゾンで、高評価の本の中から選んでみました。普段、私が選ばないような本のジャンルです。普段、宗教にはあまり縁がないのですが、読んでみたいと思いました。

「反応しない練習」の要約

はじめに
第1章 反応する前に「まず、理解する」
第2章 良し悪しを「判断」しない
第3章 マイナスの感情で「損しない」
第4章 他人の目から「自由」になる
第5章「正しく」競争する
最終章 考える「基準」を持つ

はじめに

仏教=ブッダの教えとは

「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」4ページ

「正しい理解によって、人間の苦悩から自由になる方法」48ページ

心を見る(理解する)こと、反応に気付くこと。そして「正しい動機に立つ」こと 176ページ

反応とは何か?

反応とは「心がつい、動いてしまうこと」2ページ

反応しないことは、無理してガマンすることや無視すること、無関心でいることではありません。 3ページ

第1章 反応する前に「まず、理解」する

まずは、自分がどんな悩みを持っているのか、その原因をブッダの教えに基づき、理解を深めていく方法が書かれています。草薙龍瞬さん曰く、人がいつまでも悩みを抜けられないのは、「自分の心が見えない(理解していない)」からとのこと。

正しい理解とは

ブッダとは「正しい理解をきわめた人」という意味です。47ページ

正しい理解とは、自分流の見方や考え方から離れて、物事を俯瞰する。ただ、ありのままに、客観的に、主観ではなく、ニュートラルな状態で物事を見ることをいいます。頭で考えるのはやめて、淡々と自分の感情や妄想を眺めることを指します。

第2章 良し悪しを「判断」しない

判断とは妄想に過ぎない

判断は、アタマの中にしか存在しないから妄想である 60ページ

判断とは、ジャッジしたり、決めつけたり、思い込みから、何らかの自分流の考えで外の世界を認識していることを指します。

妄想とは、現実にはまだ起きていない、心の中でとらわれている思考のことを指します。

判断や妄想にとらわれると、反応が起きます。
反応とは、日常生活の中で体験する事柄に対して、反応する何らかの感情・雑念をいいます。

「判断しない」実践方法

1.判断したことに気付く
心の中で妄想が始まったら、「今自分は、判断しているな。」と自覚する。

2.自分は自分と考える
判断をしている人が周囲にいても、自分は「判断する」のを止めると決める。

3.素直になる
妄想にとらわれていたと素直に認める

「自分を否定しない」どんなときも

自己否定は「判断」のひとつ

人生に過ちはつきもの。大切なのは、「今ここ」から出来ることに専念すること。

第3章 マイナスの感情で「損しない」

人間関係の悩み

「自分のネガティブな感情」と「相手とのかかわり」という2つの問題を分けて考える。

人と対するとき:
相手を理解することに集中する。判断しない。

自分を内観する:
自分が今感じていることを淡々と眺める。判断しない。

第4章 他人の目から「自由」になる

「自分のモノゴトに集中する」禅の智慧 150ページ

ブッダの教え「八正道」の日常生活版

1.目を閉じて、意識を外の世界から心の内側に向ける。

2.心を内観して、あるがままに認める。(15分)

3.目を開いて、目の前の作業に一心に取り組む。

「反応しない練習」を読む前の私

目の前のことに一喜一憂して、ネガティブに反応し、落ち込むことが多かった。人と比較して、自分を否定することが多かった。

「反応しない練習」の感想

自己否定は判断のひとつ。判断とは妄想で、反応のひとつ。つまり私は、頭の中で自己否定という感情の妄想に浸って反応しているということ。ここから抜け出すには、ただ、ありのままを認めて、妄想を止めると決めることが大切だと分かりました。

「反応しない練習」から得た気付き

反応とは、思い込みや決めつけのこと。目の前の出来事に対してどう思うか、どう感じるかはその人の思い込みや決めつけから起こります。正しい理解をするとは、自分の思い込みを捨てて、広い視野で物事をただ、眺めるという意味だと思います。頭で考えない。感情が湧いてきたら、その感情を自覚して、ただ眺める。

以上は、私なりの解釈です。この本は私にとってとても難しかったです。内容を100%理解できたかどうか分からなかったです。

「反応しない練習」を読んだ後のTODO

・禅の智慧ワークをやる
・感覚を意識する
・妄想に気付いたらやめる

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

この記事を書いた人
はづき

化粧品成分について、とことん調べるのが好きです。

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私の肌質

◆混合肌(Tゾーン脂性肌)
◆肌悩み(毛穴の黒ずみ、ニキビ跡、肌のたるみ)

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