マリィのハッピー読書手帖

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ココナラ社長の人脈術が学べる「好きなことしか本気になれない。」南章行の書評・要約・感想

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「好きなことしか本気になれない。」は、ココナラ社長の南章行さんの半生をベースに、人生100年時代に80歳まで働くための仕事術、人脈形成術、キャリアに対する考え方など、南さんの実体験をもとに書かれた学び多い一冊です。

 

 

南章行さんの紹介

南章行さんは、大学卒業後、1999年に住友銀行に入行。その後、2004年に企業買収ファンド「AP(アドバンテッジパートナーズ)」に入社し、2009年にイギリスのオックスフォード大学の経営大学院のMBAを修了しました。

 

「ブラストビート日本法人」、「二枚目の名刺」という2つのNPOの設立や立ち上げにも関わっています。2011年6月に、それまで勤めていたAPを退社し、ココナラ(前社名:ウェルセルフ)を設立・運営されています。

 

↓南章行さんの本

 

 

著書を読んで分かる南章行さんの性格

合理主義者。ゴールを決めてスケジュールを立てる逆算思考だが、長期プランは立てない。学生時代ラグビーをやっていたので、ストレスには強い。意思決定したら、仕事に全エネルギーを注ぐ。尋常ではないくらい働く。

 

野心家。目的達成型。面倒なことも率先して引き受けるリーダーシップ型。相手の懐に飛び込んで、人懐っこく打ち解けるのが得意な次男タイプ。

 

「好きなことしか本気になれない。」を読もうと思ったきっかけ

図書館の新着コーナーを何気なく見ていたら、ココナラ社長の本だったので、読んでみたかった。社長さんの書いた本を読むのが好きなんです。

 

「好きなことしか本気になれない。」の要約と感想

はじめに

第1章 人生100年時代、確実に変化すること
第2章 成長は意思決定の数に比例する
第3章 セルフリーダーシップで動き続ける
第4章 自分のストーリーで生きていく
おわりに

 

私は、南章行さんの、人との関わり方にとても学びが多いと感じたので、その部分に特化して書評を書きたいと思います。

 

得意分野を決めて、学びながら教える。

南章行さんはAP時代、けた外れに優秀な周囲の能力に届かなかった為、成果主義のAPで、中々認めてもらえなかった。そこで南章行さんは、「比較優位」の考えで、ファイナンスを自分の強みとすることに決めた。

 

ファイナンスの経験はないし、教えるスキルもなかったが、社内でファイナンスに詳しい人を講師にして、勉強会を主催した。勉強会の中で出た質問は、いったん預かり、自分で調べて後で答えたり、資料を作ったりしているうちに、「ファイナンスに強い人」という評価を得られるようになった。

 

※ 比較優位とは、自分が比較的得意な分野に特化することで、全体の生産性を上げるという考え方。

 

ここでのポイントは、南章行さんは自分のスキルを身に着けると同時に、社内での自分の立ち位置も手に入れ、スキルと同時に人脈も形成しているところです。

 

人生100年時代には、ソフトスキル(コミュニケーション能力)が重要になると南章行さんは言っています。ソフトスキルは、機械が苦手とする部分、人間が絶対優位の部分です。

 

ソフトスキルの磨き方

自分の持ち味を生かす。例えば、南章行さんは「心を開いて相手の懐に飛び込んでいく」スタイルが自分らしさだと言っています。

 

相手に利益を与える

「人には権力を持ちたいタイプの人もいれば、尊敬されたい人もいるし、なんでも一番になりたい人、みんなと一緒に同調するのが安心だという人もいる。それを見抜いて営業トークを変えなさい」

南章行さんは、この住友銀行で学んだソフトスキルを進化させて、相手がメリットを享受できるように話を持っていくテクニックを使っていました。

 

例えば、相手の出世を考えて、相手の社内での評価につながるように話を持って行ったりとかしてました。

 

いざという時に力を貸してくれる人脈を作るには

まずは自分から与える。ギブの精神が大切。

 

コミュニティーへの貢献

時間と労力を差し出せば立派な貢献だし、アウトプットだ。

宴会の幹事、合コンのセッティング、勉強会を主催する、イベントの幹事など、自分から企画をして動く。

 

コミュニティーへの貢献なら、知識もスキルもなくても真っ先にギブ出来る。幹事の基本は雑用と連絡係だから、そう難しいことはない。

幹事を引き受けると、「コミュニティーに自発的に溶け込もうとしている」という風に、周囲は好意的に受けとってくれる。

 

ハブになると情報と人脈が集まってくる

コミュニティーに溶け込み、人と人をつなぐ仲介役になると、情報や人脈が自分に集まってくるようになる。

 

オックスフォード大学時代

「比較優位」の考え方から、「数字がらみのことは任せて欲しい」と宣言し、コミュニティーに貢献した。「エクセル勉強会」を主催したり、同級生のファイナンス関係の課題を手伝ったり、フィナンシャルモデルの作り方の個別指導をしたり。

 

自分に強みがあって、他者に貢献する人という認識が周囲に広まれば、仮に何か欠点があっても評価は下がらない。

 

あいつは英語が下手だけれど、数学的なところは全部やるし、予習も抜かりないし、何よりとても親切だ…。

結果的に、南章行さんの周囲には、成績の優秀な人が集まるようになり、南さんを中心とするコミュニティーが形成されていきました。

 

コミュニティーのハブになる2つの方法

・自分の強みを武器にして、コミュニティーに貢献する
・知識やスキルの不要な幹事役などでコミュニティーに貢献する。

 

自分の強みを持つには

何か自分の好きなこと、興味のあること、得意なことを、どんなにそれがささやかなものでも自分の強みだと周囲に宣言する。

 

その強みを他者に貢献することで、自分を中心としたコミュニティーが形成され、自分をハブとして情報や人脈が集まってくる。

 

まとめ

南章行さんのやり方は、その人の性格によって、そのまま真似できない部分もあるかとは思いますが、参考にはなるのではないでしょうか。

 

「他者に貢献する」というのは言葉で言うのは簡単ですが、実際に行動するのはとても勇気がいるものです。

 

でも、南さんみたいな人が自分の周囲にいたら、ずっと付き合っていきたい友人ですよね。そんな友人にまず自分からなることが大切ですね。

 

今回書ききれなかった、APでの企業買収の話はとても読んでいて面白かったです。特にポッカの経営立て直しの話は、大企業の内部のしがらみなどを、ぶった切る爽快さを感じながら読みました。

 

スキルのフリマ「ココナラ」

南章行さんは、オックスフォード大学で「社会起業」を学ばれた方です。「社会起業」とは、社会問題をテーマに、より良い社会を実現するために、世の中に貢献する目的で起業することを言います。

 

イギリスは日本と違い、階級社会です。オックスフォード大学で学べるのは一部のお金持ちのエリートだけ。その為、イギリスでは、社会的に恵まれた人々が、そうでない弱い立場の人々を助けるという意識が強いそうです。

 

一握りのエリートが大きな力で社会をよくするのも大事だが、一人ひとりが、「個人の力」という小さな力で誰かを助け、そして誰かに助けられる。そうやってみんなが支え合って社会をよくしていくことが僕の理想だ。

南章行さんは、「みんなが自分らしく生きて稼げる世の中にすること」をキーワードに「ココナラ」を運営されています。

 

いろんなサービスが受けられます。面白いところでは、「愚痴を聞く(1分100円)」とか、「デートプラン作成(500円)」とか「デート服コーデ アドバイス(1,000円)」とかありますよ。

 

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信用を積み重ねることで、受注単価が上がり、中には起業する人もいるそうです。

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